中原(なかはら)地区


基礎部分です。道路側の鉄骨ががアーチになっていますが、中にハシゴがありません。
写真右の脚に付いている「足かけ金物」を登り、下段小デッキに登るとハシゴがあります。
おそらく子供が登って遊ぶのを防ぐための工夫と思われます。
部材の組立はリベットです。ごく一部に溶接が見られます。
脚とガゼット、横材、斜材の接合の様子。一部にボルトナットが使われていますが、これは昔の補修の跡かも知れません。
施工銘板は厚塗りのため判読不可です。しかし、補修工事前はかろうじて判読することができました…。
補修工事前の銘板。かなり摩耗していますが、
かろうじて「山田村消防団 中山田分団 警鐘楼 清水鉄工所 昭和三十年?月製作」と判読できました。
分団名が「中山田」となっていて、当時の受け持ち区域の広さを物語っています。
中山田とは明治の大合併以前の村名で、現在の「中原」「三郷」「枡形」「駒場」地区を言います。


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