潜望鏡のようなものをたどって行くと、最下段に続いていました。
これは伝声管です。
もしかすると、この火の見櫓は見張員が常駐していた「望楼」の役目を果たしていたのではないでしょうか?
設置場所が分署のとなりであり、消防団の本部ということを考えると、可能性は十分にあります。
しかし、常駐の望楼となると、冬季の寒さ対策などはどうしていたのでしょうね。
常駐はしていなかったとしても、上段デッキから下にいる団員に火災発生の方角など、
さまざまな指示情報を伝えていたのでしょうね。
基礎部分です。根開き(脚の開脚度合)が約3mあり、大きな構造物であることを示しています。


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