信州高山村は火の見櫓(やぐら)の宝庫です】
かつては火災や災害の発生などを住民に知らせたり、消防団に出動合図を発していた火の見櫓も
電話などの通信手段の発達により、本来の用途である「警鐘台」としての機能は使われていません。
しかし、田舎において火の見櫓は集落のランドマークであり、消防団の象徴でもあり、
そして防火防災の意志高揚を促す大切な役割を持っています。
さらに美しい風景の中にそびえるその姿は、景観の一部として貴重な観光資源でもあると考えます。

このサイトでは高山村の二脚以上の火の見櫓すべてをご紹介いたします。
また、周辺の須坂市・小布施町・長野市・千曲市の火の見櫓も一部紹介いたします。

なお、このサイトは個人の趣味として開設しています。
取材に当たっては現地調査、地元の方々への聞き込みを行っています。

高山村の詳しい観光情報は観光協会にお問い合わせください。
桜めぐり(村内各所) 紅葉(写真はYOU遊ランド) 温泉郷(写真は山田温泉の大湯)


【火の見櫓(やぐら)の種類】
消防法上、火の見櫓に関しては定義も規格もありません。
消防法で「警鐘台」とされているのが「火の見櫓」で、半鐘を備えた1脚から4脚の櫓タイプや柱タイプ、
倉庫などに半鐘が添架されているものがあり、これらすべてが火の見櫓の仲間です。

また、当サイトでは背の低い一脚タイプ並びに他の構造物に添架されている半鐘のことを
「辻半鐘(つじはんしょう)と呼称する場合があります。
一脚タイプ(稲沢集落) 三脚タイプ(枡形地区) 四脚タイプ(赤和地区)
資材置場に添架された辻半鐘(赤和地区) 公会堂の軒下に添架された辻半鐘(関場集落)

【「地区」と「集落」の使い分けについて】
当サイト内では「地区」「集落」という言葉を使ってますが、次のように使い分けています。
なお、これは当サイト独自の使い分けで、役場の見解と異なる場合があります。
また、必要に応じて「地域」「エリア」という呼称も使っています

「地区」とは、原則として自治区の事で、昔からの小さな集落が合併・統合されている場合があります。
「集落」とは、昔から使われているその場所の名称で、地元の方々が呼称している名称です。

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